ヒカリルーム

不登校、うつ病からのHappy Lifeのブログ

サラリーマン時代の鬱病の話し(2)

会社を半ば強制的に休職することになった日の次の日精神内科を受診し中度の鬱病と診断される、診断書に自分の名前と鬱病の病名が書かれている事にものすごい違和感を感じた。

 

担当医から抗うつ剤の処方と1ヶ月間の休職の指示が出る。1ヶ月間は散歩も禁止とのこと、そしてこの時から抗うつ剤との長い付き合い(闘い)が始まった。

 

休職期間中は傷病手当金という制度を利用し経済的にはとても助かった、期間中は携帯も没収され完全に業務と遮断してくれようと周りがしてくれた。しかし自身は業務のことも考え、周りに申し訳ない、自分が情けないとずっと考えていた。

 

1ヶ月,2ヶ月では改善が無く3ヶ月の休職はしたが抗うつ剤の効果もあって復帰することとなる。少しでも環境を変えるため別の営業所に異動させてくれた。この休職、復職にあたり色々な人に感謝しきれないお世話になった。しかし結果的にこの好意に答えることは出来なかった。

 

復帰後しばらくは時短勤務などの有難い配慮をしてもらい徐々に体を慣らしていき通常勤務が出来るようになった。しかし1年程度が経ったころ鬱病が再発する。鬱病の再発率は50%と言われているが自分は大丈夫だろうと思っていた。

 

午前中常に不安で落ち込みもうダメだ辞めようと思い、午後になるとこれなら大丈夫そうだなという気持ちになる、これを一ヶ月繰り返した。午前と午後で全く人格が違うのでとても厄介だった。この事を昔からの先輩に相談し退職し一度しっかり休んでやり直した方が良いと助言を受け、退職することを決意することとなる。

 

結果的に鬱病で退職するとこになったこの不動産会社だか、キツいこともあったが必死で仕事をし充実した時間を過ごさせてもらった事にとても感謝している。今でもとても好きな会社だという気持ちは変わらない。

 

抗うつ剤の離脱状況との闘いはまた後日。